写真で見るバスの歴史 VIII
サービスの向上を目指して(昭和60年代/平成時代)
昭和62年に国鉄の分割・民営化とともに、国鉄バスも6つの鉄道会社に運行エリアを分割し、さらに1年後にはジェイアールバスとして分離独立し、高速・都市間輸送にシフトしていくこととなりました。
国鉄の解体によって、鉄道事業の地方交通線は、自治体を中心とした公営バスへの転換が図られました。
昭和60年代の都市部では、都市圏の人口の校外への広がりとともに、深夜運行サービスも拡大しました。このほか、夜行高速バスも急速に路線数を拡大し、幅広い利用層の支持をえることとなりました。
『バス事業百年史』(公益社団法人日本バス協会刊より引用)