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写真で見るバスの歴史 IX

公共性が高まる時代(現在)

バスの公共性がさらに高まる現在では、既存のバスでは対応しにくい狭隘(きょうあい)地域や小規模需要を対象に、行政が運行に係る新しいバスサービス「コミュニティバス」が登場しました。
平成9年に運輸省、建設省、警察庁の3省庁が連携して「オムニバスタウン事業」がスタートしました。指定都市は、バスを活かした街づくりを目指して、人や環境にやさしいバスの導入やコミュニティバスの整備、バスレーンなど走行環境の整備が重点的に進められます。
環境と人にやさしいバスとして、乗降性に優れた国産のノンステップバスが同じ平成9年に登場し、現在もさらなる利用向上のための取り組みが進められています。

平成15年に日本のバス事業は100周年を迎えることとなりました。バス事業は、都市間をつなぎ、地域に根ざす公共交通機関として重要な役割を担いつつ、さらなる進展を遂げて行くことでしょう。
私たちは、これからもバスと共に歩みつづけて行きます。

 

『バス事業百年史』(公益社団法人日本バス協会刊より引用)

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