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写真で見るバスの歴史 VII

基幹交通機関としての展開(昭和50年代)

昭和50年代は、地域社会や利用者ニーズに合わせたサービスの改善が進んだ時代です。
遠方からでも行き先がわかる「大型行き先表示」も昭和50年代から普及を始めました。
路線バスにおいては、大阪市交通局がメインエンジン直結式クーラーを空調メーカーと共同開発したほか、停留所名表示器などによる情報提供、複数系統の接近表示ができるバスロケなど、さまざまなシステムが進化しています。
そのほか、市街地の基幹輸送機関に位置づけた「基幹バス」の登場や、コンピュータによる総合管理システムを導入する「都市新バス構想」が、東京、新潟で始まり、公共交通機関としての重要な役割を、バスが担うこととなりました。

 

『バス事業百年史』(公益社団法人日本バス協会刊より引用)

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