暮らしの中のバス
最初の発車オーライは9月20日
◆日本でバスが初めて走ったのは、明治36年9月20日。
その日に京都市で二井商会がバス運行を行いました。 厳しい環境の中で、地域の足の確保に努めるバスを皆様に見直していただくために、「いつでも、どこでも、みんなのバス」をテーマに、9月20日を「バスの日」にしました。
◆全国統一ポスターで「バスの日」をPRしています。
8月下旬から全国の各バス車内、営業所に掲示。
今年は「バスでエコ」で、環境にやさしく、子どもからお年寄りまで親しまれるバスを表現してみました。燃料高騰などで厳しい経営に陥っている地域バスをもっとご利用頂き、ご支援下さるよう緊急メッセージを入れました。
9月20日はバスの誕生日。明治36年の開業以来、たくさんの人々の気持ちを乗せて走り続けています。
「バスにして良かったね」「バスってたのしいね」と、もっともっと皆さんに愛されるようこれからもバスは走り続けます。。
◆ 「バスの日」の行事が各地域で行われます。
毎年、小学生や園児を対象に絵画・写真・作文コンクールの実施や廃車したバス部品の即売会等が行われます。
バリアフリー
高齢者や身体障害者がバスをより利用しやすくするため、バスへの乗降をよりスムーズに行うことができるような努力がされています。
ノンステップバス
床面を35cm程度(通常は90cm程度でツーステップ)まで下げて乗降口のステップ(階段)をなくしているバス車両です。利用者が容易に乗降することができます。
リフト付きバス
車両にリフトが付いており、車椅子等でも楽に乗車できるバスです。
高齢者向け定期券
65歳又は70歳以上の高齢者を対象として発行される低廉な全線定期券で、小銭の心配をせずに自由に乗り降りできるため、大変好評です。高齢者が気軽に外出しやすくすることで、元気なお年寄りづくりにも役立っています。(■写真左は70歳以上の方が利用できる6カ月間有効のパス)
環境への対応
バスはマイカーより環境にやさしい輸送機関ですが、地球環境保全の観点から、バス車両自体をさらに低公害化することが求められています。
ハイブリッドバス
- ハイブリッドバス
ブレーキ時に電気を蓄電し、加速時にこの電気を利用するバスです。通常のバスに比べ、省エネルギーの点などが優れています。
CNGバス
- CNGバス
ブレーキ時に電気を蓄電し、加速時にこの電気を利用するバスです。通常のバスに比べ、省エネルギーの点などが優れています。
環境定期券
通勤定期券を持っている人と一緒にバスに乗る同居家族について、土日祝日に大人100円、小人50円といった格安な運賃とすることによって、マイカーからバスへの転換を図り、環境保全に寄与しています